美術館

「U-Tsu-Wa/うつわ」展

2009-2-12

21_21 DESIGH SIGHT

「U-Tsu-Wa/うつわ」展

オープニングレセプションに行ってきました。

タイトルにあるように、器を制作している三人の作家によって構成された展覧会になっていました。

二人の女性作家は、ルーシー・リィーとジェニファー・リーは陶器で器を作り、男性作家のエルンスト・ガンペールは木を素材として器を作っています。

三人ともあまり知らない作家で、おそらく今回が初見だったと思います。ここはいつも作品の数が絞られていて、わりと落ち着いて見れるのがいいですね。

三人の中なら、エルンストが良かったかな。木の中から見つけ出して、掘り起こして作ったような器がとても生命感があっ美しかった。 

ジェニファー・リーはプリミティブな印象がありつつ現代的な柔らかな感じの作品。一見オードックスな作品のように見えるが、そのデザインに独特なものがある、ルーシーと言った感じでした。

オープニングなので、有名な人ばかりでした。三宅さん、安藤忠雄さんはもちろん、猪瀬直樹や田中真紀子まできていましたね。五月までやっているので、デザインに興味があれば見てもいいかも。

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エルメス 美術館

2009-1-31

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束芋 ハウス

2009-1-31

GALLERY KOYANAGI

束芋 ハウス

束芋見てきました。シャネルの移動美術館で見た以来かもしれません。久しぶりでした。

今回の作品はドールハウスに人がミニチュアを並べていくという映像作品。相変わらず、ミステリアスで、グロっぽくって、どことなく郷愁感がありました。

身体的な感覚が揺さぶられる作品であることは間違いないですね。

でも、束芋の作品を見るといつも切なくなるんですよね。どうしてだか。

展示はメインの映像の他にそれと関連するリトグラフや油絵などが役10点くらい展示してあります。束芋ファンなら是非に。

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沖縄・プリズム 1872-2008

東京国立近代美術館

2008-12-20

沖縄・プリズム 1872-2008

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ランドエスケープ 柴田敏雄展

東京都写真美術館

2008-12-14

ランドエスケープ 柴田敏雄展

中山岩太を見に行って、ついでにこっちも見てきました。ランドエスケープを主に撮影している作家さんのようです。海外ではかなり知られているようですが、日本では今ひとつ知られていないそうです。柴田さんも、やはり木村伊兵衛賞を受賞してます。写真家にはなるためには、木村伊兵衛賞は必須なんでしょうかね、やはり。

ランドエスケープを撮影しています。その全てが人工物を選んでいます。そして空がないんですよね。この辺りが柴田さんの特徴のように思えます。全体の中では、それほど不思議ではないものも、そこだけに注意してみると、なんだか不思議な形だったり、不自然だったりするものってありますよね。彼はそういったところを切り抜いて撮影しています。

山の斜面をコンクリートで固め、そこを不規則な形で登っていく階段。あらためて見なければ特に、気に留めないような場所を、写真で見ると、本当に不自然さを感じるんですよね。作品によっては一体何の一部なのか分からないものさえある。

平たく言うと、自然の中に作られた人口物のちょっと変なとこを集めてみましたって感じですかね。

自分が引っかかったのは夜の高速道路やガススタンドを写したシリーズですね。これもやはり、人工物なんですけど、今度は光までも人口物なんですよね。それで、何が面白いかって云うと、それが日本に見えないんですよ。無国籍、どこの国か分からない。完全に国籍を抜いて写してるんですよね。これ面白くないですか?構図や光の落とし方で、微妙に国籍性を消しているんです。でもしっかり物は撮れているし、見えている。実に不思議でした。

日本らしさとか、日本の風景と言うのはどういうところから感じるものなんでしょうね。なんてことを考えてしまいました。突き詰めると、人間のアイデンティティとは見たいな。海外でかなり活躍していたこともあったようなので、その辺りの意図もあったと思うのですが、どうなんでしょうかね。

シンプルな写真で難しいかな、自分はもっとごちゃっとした作品のほうが好きかも。でも夜の写真は良かった!

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甦る中山岩太:モダニズムの光と影

東京都写真美術館

2008-12-14

甦る中山岩太:モダニズムの光と影

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未来を担う美術家たち DOMANI・明日展

国立新美術館

2008-12-13

未来を担う美術家たち DOMANI・明日展

文化庁芸術家在外研修で海外に行かしてもらった作家さんを集めて、その成果を知らしめるための展覧会です。毎年やっているようです。今回は今まで紹介されなかった15名を選んでの展覧会となっていました。

舟越桂さんもこれで海外行かしてもらってるんですね。あと岡本太郎賞の受賞者の開発好明も行かしてもらっていました。舟越さんは、この前の庭園美術館でやった展覧会の作品が数点出てました。ホワイトキューブより庭園美術館のほうが絶対はまっていましたね。作品は勿論いいです。「水に映る月蝕」「森に浮くスフィンクス」など、他とは違う存在感がありましたね。

開発好明の作品は毎日のレシートをノートに張りためたものと、自分の毎日かかさず撮ったポートレートの集合体が展示されていたけど、うーんって感じでした。

駒方克哉の金紙を使った、緻密な切り絵も確かに凄かったんですが、とにかく菱山裕子です。圧倒的に異彩を放っていましたし、これ何より大好きです。その作品自体にも驚きますよね。これどうやって作るのって感じです。彼女の技術的レベルもかなり高いことは間違いないですよね。

彼女の作品とであったのはコムデギャルソンのショウウインドーだったんです。ディスプレイで使われていたんですよね。その時も今回出ているおっさん風の人間だったんですけど、一発で引き付けられましたね。不思議ですよね。金属を使っているのに、布で作った人形のような軽さがある。金属なのに、冷たい感じがしなくて、触れてみたくなってしまう。指でつんつんしたくなっちゃうんですよね。今回は巨大な作品が出ていて、それも大きいのに軽やかなんですよね。「空飛ぶ男」だったと思うけど、6mくらいある巨人なんですが、これも金属の網で作っているんですよね。もう凄いとしかいいようがないです。

基本的に体全部ある、人間そのままの作品が好きなんですが、顔と手だけの作品で、「約束」ってのがあったんですけど、これが良かったです。男女二人の顔が並べてあって、その下にそれぞれの手が、やはり金属の網で制作されています。男女それぞれの手の小指から赤い糸が10cmくらい立ち上がっていて切れているんです。果たしてこれは繋がっているのか、切れているのか?見る人の想像を掻き立てる、とても面白い作品でした。

菱山裕子の作品絶対面白いです!見てください。

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石内都展-ひろしま/ヨコスカ 二回目!!

目黒区美術館

2008-12-13

石内都展-ひろしま/ヨコスカ

ゼミの仲間と行ってきました。自分はすでに行っていたので二度目になりますね。偶然なんですが、またまた石内さんと会ってしまいました。

二度目なんですが、ふと疑問に思ったのが、ヒロシマの写真はカラーなんですよね。mother'sは白黒の写真があるし、疵なんかも白黒なんですよね。でもヒロシマはカラー

石内さん曰く、広島って言うとみんなモノクロで撮る、イメージが定着していて、でも、実際広島に行くと、そうじゃないヒロシマが見えて、カラーで撮ることにこだわったそうです。

それから、石内さんが、衣類の写真をモチーフにするのは、もともとの出身が多摩美のテキスタイルだからなんですね。なるほど。

券もらったから、もう一度行くかもしれません(汗。

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シャガールとエコール・ド・パリコレクション

青山ユニマット美術館

2008-12-6

シャガールとエコール・ド・パリコレクション

こんなところにも、美術館があるんですね。ここは企業コレクションの美術館で、建物は普通のオフィスビルで、その3フロワーを展示場としてあります。青山ユニマットという会社とその関連会社が買ったものを展示してあるわけです。

シャガールも日本人には人気があって、結構日本に作品あるんですよね。わりと何処でもみれる作家ですよね。彼も多作の部類ですね。

全部で3フロワー会場があって、まず最初がシャガールでした。その下の階がエコール・ド・パリ系の作家の作品が展示してあって藤田の作品が、5点くらい出てましたね。猫をモチーフにした作品がよかったですね。出品されてた猫は、スリムで小さなタイガーみたいな感じでした。シャープな感じが日本の猫の感じが出ていて、日本が的な洋画、和洋折衷としての面白さがあったかな。

あとは藤田の対してのキスリング、藤田と同じ階にキスリングの裸婦の作品があったんですけど、藤田と見比べると面白い。まったく色使いとか繊細さとか違うんですけど、肌のつるっとした感じが、両方ともに似てる感じがしたんですよね。藤田は藤田の乳白色で、キスリングは黄色っぽい色で肌を表現しているし、女性の造詣なんかなかなり違うんだけど、そんなふう見えました。

さらにその下にはバルビゾン派の作品と19世紀の作家の作品が展示してありました。アレクサンドル・カバネルの「ヴィーナスの誕生」ってのが、妙に色っぽくてよかったですね。凄い魅力的でした。青い空と雲、そこにヴィーナスが横たわっているんですが、なんかけだるそうな感じがエロくてよかったですね。

あとラウル・デュフィです。この人あまり知らなかったですが、音楽をモチーフにした作品の系統が面白かった。音楽のそのもののイメージを絵画で表現しようとしているところが、斬新ですね。

まあ、日本人に人気あるところを収集しているみたいだけど、自分にはちょっと物足りない感じでしたわ。神宮外苑から歩いてすぐです。デートにいいかな?青山も近いしね。

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美しい青い風が― I Love Art9 ワタリウム美術館コレクション

ワタリウム美術館

2008-12-6

美しい青い風が― I Love Art9 ワタリウム美術館コレクション

何年かぶりにワタリウム美術館に行きました。3年ぶりくらいですかね。ここは現代アートの美術館です。場所は青山です。ベルコモンズから歩いてすぐです。決して大きくない、はっきり云うと小さい個人の美術館ですが、この美術館が日本の現代アートの普及に大きく貢献したのは、間違いないですね。今でこそ、現代美術館が各地で作られていますが、この美術館ができた当時は現代美術はまだまだ逆風が強かった頃だったはずです。

今回、展覧会に行ったのは、ジョン・ケージとボイスの作品を見たかったからです。ですが、かなりの収穫があって、とても充実した時間になりました。

ボイスは『コヨーテ -私はアメリカが好き、アメリカも私が好き』のパフォーマンスの映像が見れたのが良かったです。今まで、映像でちゃんと見たことがなかったので、実際コヨーテとボイスがどのように、一緒に生活していたのか、ちょっと想像がつきませんでした。でも映像を見てイメージが掴めましたね。これも一種の社会彫刻と云う事になるんでしょうか?ボイスなりのアメリカに対する表現であったことは確かですが、コヨーテをアメリカの象徴としたのは何故なんでしょうかね?そのコヨーテだけと対峙すると云うのは、そこにアメリカがあるということなんでしょうかね。ここらへんはまだ勉強不足です。

ボストンで「フェルト・スーツ」を見て以来ボイスが好きな作家の一人になったのですが、今回もボストンとは違うスーツでしたが『フェルト・スーツ』が展示されてました。切りっぱなしの記事、そしてフェルトの厚さ。全てがスーツとは繋がらない感じがするのですが、ボイスはそれを見事にスーツにしてしまった。可能であれば一着欲しいくらいです。フェルトも持つ柔らかなイメージとスーツのもつ硬いイメージ、それはモダニズムへのある種の警句だったのでは?と今の時代になって思うことがある。だとすればやっぱりボイスは凄いと思うわけです。

ボイスはフルクサスの初期のフルクサスに係わっていたわけで、だからジョージ・マチューナスとはよく知った仲だったわけです。ジョージマチューナス追悼コンサートでボイスは終生の友である、ナムジュン・パイクと追悼の演奏をデュエットをしたわけです。このときの「コンクリートスコア」を黒板に再現した『コンティニュイティ』と言う作品も見ましたが、黒板にチョークで描いたスコアが作品になってしまうってのは、驚きますね、正直。しかしこの価値観の変化が現代アートの今へ繋がっているわけで、面白かったです。

もう一人、ジョン・ケージです。この二人が目的と言うことはフルクサスに最近興味があるんでしょう?と思う人がいたら、当たりです。まあでも、展示されていたケージの作品は、実験的な作品だったので、まあ、習作的位置づけのものになると思います。”チャンスオペレーション”によって、日本の竜安字の石庭を描いたものでした。まあ鉛筆で書いただけなので、絵画としてみると、本当にショボイです。これは”チャンスオペレーション”を知らないと全くわからんでしょうね。

この前、森美でも出てたジャン・ホアンも展示されていました。この人の作品が好きなわけではないですが、やはり印象には良くも悪くも残りますよね。ワタリウム美術館でやったパフォーマンスの映像だったんですが、今回もまっぱで暴れまくってましたね。

今回、ニキ・ド・サン=ファール、ウォーホル、キース・へリングなんかも出てたんですが、日本の作家がなかなか良かった。滝口修造のデカルコマニーの作品なんかも興味を持ちましたね。1971年に制作されています。駒井哲郎の作品もまとまって見たは初めてだと思います。「箱」のシリーズの作品とかよかったです。1970年の日本動向が、ボイスや、ケージなんかと並べると、よく分かりましたね。哲学的な価値観にアートの価値がシフトしていくなかで、日本はそれを、東洋なりのスタイルでどう受け止めるか模索しているように思えましたね。

そうそう、ホアン・ヨンピンの『非難はしご』これ確かに傑作。詳細かかないんで、興味がある人は実際に見に云ってください。梯子は人を救出するものですよね?それが…。

さてラスト、今回のお気に入り!小沢剛です。『なすび画廊』これしかないでしょう。牛乳箱が画廊なんて、笑っちゃいますよね。この人は基本的に、面白すぎるですが、この作品は傑作ですね。これを銀座なんかの街路樹にくくりつけて画廊を展開したらしいんですが、やってくれるますよねー。この感覚ってフルクサスの考えと共通してますよね。さらに小沢さんは電話一本で作品を持っていく出前美術館みたいな作品も作っていて、本当笑っちゃうんですが、その基本的な考えには、フルクサスなどに見られる、アートを高いところに置かない考え方が明らかに見えて、面白いんですよね。

ワタリウム美術館は青山にとけこむように、たたずむ、実に都会的な美術館です。自分の好きな美術館ですが、もう一つ見逃せないのが、ショップなんです。ここのショップが結構好きです。一階のショップが人気がるようですが、自分は地下のブックストアーが好きです。なんかニューヨークの古本屋にいる気分がするんですよね。置いてある本も現代アートに関するものが充実しているので、参考資料を探すのも役にたつと思います。一階ではフライタークの鞄も売ってます。価格が高い高級系が多いのはさすが青山って感じですね。でも見てるだけでも楽しめます。

そうそう地下では小企画でディズニー・タイムカプセル展もやっていました。クロアチアで作られていた、ディズニーの人形が展示されていました。正規のものらしいんですが、デザインがオリジナルとかなり違って、デフォルメされているんですよね。悪くいうと、中国のどっかの遊園地みたいな感じで、コピー品みたいなんですが、ちゃんライセンスととって制作していたようです。これ、造形の違い面白いので、時間があればぜひ見て!

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