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ダレン・アーモンド Darren Alomod

SCAI THE BATHHOUSE

2008-12-3

ダレン・アーモンド Darren Alomod

谷中に行ってきました。どことなくローカルな雰囲気の街に下町っぽい空気を感じました。

そんな谷中の街に溶け込むように佇むお風呂屋さん、それがギャラリーと言うちょっと変わったギャラリーです。経営は白石コンテンポラリーアートです。建物は昔からここにあったお風呂屋さんを本当に改修してギャラリーとして使っているわけです。

お風呂屋さんって以外にギャラリーに向いてるかもしれませんね。天井が高いので、外から見る以上に中が広く感じますね。外観は全くの昔ながらのお風呂屋ですが、中は白壁のギャラリーで、現代の過去の折衷で、昔のお風呂屋を知らない世代には、斬新なギャラリーに見えるのもいい感じですね。

さて、ダレン・アーモンドです。日本では初めての個展だそうです。イギリス人の作家でYBAをメジャーにした「センセーション」にし出品したり、ターナー賞にもノミネートされたりとイギリスではかなりの実績があるようです。YBAの次の世代の作家という位置づけでしょうか。

今回の展示は写真でしたが、写真家というわけではなく、様々な表現方法を使うようです。ギャラリーで一見したときは、なんか不思議な感じがしました。日本の風景を撮っているんですが、凄い微妙な明るさともやのかかったような幻想的な景色だったんです。それで、霧が出ているときに撮ったのかと思ったのですが、実は作品は全て月明かりでとったらしいです。長時間露光で撮った作品というわけです。それで思い浮かんだのは平川さんです。つい最近見た作品で原発を撮った写真があるのですが、それがやはり夜撮っているんです。

カメラの長時間露光を使うと月明かりでも、かなり明るい作品になります。カメラに詳しくない人だと絶対に夜撮ったとは思わないと思います。人間の目では絶対に見ることができな世界が切り取られているわけです。闇の中でとっているのに、闇が全くないんです。現実の風景なんですが、現実にありえない風景。ある種の特別な空間を作り出しているわけです。作品のいくつかは美浜原発の近くで撮られているようで、そのあたりも何か意味があるのでしょうか?だとするとより、平川さんをイメージします。

写真でない彼の作品を見てみたですね。写真は思ったほどではないですね。

ギャラリーは一度言ってみると面白いと思います。上野公園からも散歩がてら歩けるようです。

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